埼玉憲法会議

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埼玉憲法会議とは
■埼玉憲法会議とは

 今「憲法が危ない」という思いが、国民の間に広がりをみせています。
 自衛隊のイラク派兵、多国籍軍への編入、アメリカからの「9条は日米同盟の妨げ」という改憲圧力。それらにあわせるかのように、「時代に合わない憲法」だから「改憲」「創憲」「加憲」という様々な改憲の主張。
 言うまでもなく日本国憲法は、戦争の惨禍を経験した国民の反省と平和への願いに支えられて誕生しました。それから半世紀以上にわたって、憲法は私たちが人間らしく生きるよりどころとして、また平和と民主主義の願いの守り手として大きな役割を果たしました。そして憲法9条の平和原則は、世界の平和と安定に貢献できるものとして国際的に高い評価を受けています。この憲法を変えるということは、日本の平和を脅かし、私たちの生活と権利を破壊することにつながります。
 私たち埼玉憲法会議(憲法改悪阻止埼玉連絡会)は、日本国憲法の改悪に反対するという一点で協力・共同を進めるため1965年に結成されました。改憲への動きが強まっている今こそ出番であると自覚し、埼玉における憲法改悪反対運動で共同センター的役割を果たしたいと思います。そのため、今まで以上に幅広い方々によびかけ、埼玉で憲法改悪反対の声をより大きくしていこうと思います。
 ぜひ多くの個人・団体の方々が埼玉憲法会議に加入し、この運動に参加されることをお願いします。

2005年1月

埼玉憲法会議 代表委員 大田 堯(東京大学名誉教授)
大久保 賢一(弁護士、自由法曹団常任幹事)
加藤 ユリ(新日本婦人の会埼玉県本部会長)
浜林 正夫(一橋大学名誉教授)
伊藤 稔(埼玉県労働組合連合会議長)
■主な活動
憲法改悪反対地域共同センター
憲法改悪に反対する地域の共同センターは現在(2007.9)県内に47カ所結成されています。
比企(東松山)、三郷、越谷、さいたま、上尾、秩父、鴻巣、所沢、川口、蕨、桶川
はとがや、熊谷、白岡、杉戸・宮代、加須・大利根・騎西・北川辺、飯能、坂戸、富士見、ふじみ野、
戸田、川越、春日部、新座、志木、和光、深谷、本庄・児玉、草加、朝霞、八潮、吉川、寄居、行田、羽生で結成され
狭山、伊奈、松伏にも準備会ができています。
越谷、春日部では、独自の宣伝グッズも作製しています。
さいたま市では見沼区、大宮区、南区、桜区、緑区、中央区、西区など区ごとの共同センターが立ち上がっています。
県民過半数の憲法改悪反対の声は草の根から。地域の共同センターづくりが不可欠です。
憲法問題の学習会の開催、講師の派遣
隔月で例会(学習会)、5月、11月には他団体と共催で憲法のつどいなど
地域・団体等が行う学習会への講師を無料派遣(学者・弁護士・教員・市民運動家・労働組合幹部など)
学習資料、宣伝物版下の作成
憲法改悪反対の署名
「憲法9条を守り、世界の平和に生かすことを求めます」の署名を早期に県民過半数集めることを目指しています
憲法行動の日
毎月9日を「憲法行動の日」として県内の主な駅頭で宣伝活動をしたり、地域ごとに学習会を開いたりします