飯能日高地労連では、毎年次世代対策の一環として「知は力」学習会を開催しています。今年は12月17日(水)に埼玉土建飯能日高支部を会場に「ジェンダー平等実現に向けて労働組合が果たす役割」と題して埼労連幹事の渋谷ひろみさんを講師に学習会を開催しました。6団体20人が参加し、性別に関係なく平等な権利や機会、責任を分かち合うためにはどうしたらいいのか、映像視聴やグループワークなど多様な方法で学習を深め合いました。

前半は、最低生活費は男性も女性も同じ金額が必要だということが調査結果を示しながら、日本は未だに男性は長時間労働、女性は家事・育児・介護で非正規・低賃金と、政府に都合の良い働き方が強いられている社会であると強調しました。また、女性労働者の労働実態および男女平等・健康実態調査の資料から、低賃金であるがゆえにダブル・トリプルワークを強いられている結果やセクハラ・パワハラなど社会的にも弱い立場であることも紐解きました。後半は、職場でハラスメントを目撃した時に第三者として問題解決のためにどう介入できるかというワークショップを4つのグループに分かれて行いました。渋谷さんは「女性や性的マイノリティ差別をなくすために、こうした取り組みは有効的。職場や地域で活用してほしい」と訴えました。

「もしハラスメントにあったら、どうすればいい?」との質問に対し、渋谷さんは「本来なら相手とたたかうべきところだが、メンタル疾患になると、回復するのに2~5倍の期間がかかり、被害者の負担が大きい。今は、民事でしか争えないことが問題。ハラスメントは立派な犯罪として刑事として取り扱う法整備が必要」と説きました。最後に、女性たちがストライキに立ち上がったアイスランドの映画「女性の休日」を紹介しながら、誰でも認め合える人間らしい多様性の社会をめざして一緒に奮闘していこうと訴えました。(飯能日高地労連発)





